はじめに
- 英進科では、毎年卒業生に受験体験記の寄稿を依頼しています。執筆に当たっては、「素直な思いを自由に書いて良いが、後輩のためにという意識を持って書いてほしい」とお願いしています。従ってこの体験記は、通常本校英進科の在校生にのみ配布しているものです。
- 今回、HP掲載に合わせて、受験体験記を再編集しました。英進科を正しく理解してもらうには、卒業生がどういう高校生活を送りどのように受験に立ち向かっていったのかという生の声を聞いてもらうのが、一番だと信じたからです。
- 出身中学校と進学先の大学名のみで生徒名は伏せてありますが、自分の内面を赤裸々に吐露したものや淡々と自分の経験を述べたものなど、それぞれに高校3年間の熱い思いが綴られています。
- 県立高不合格となり失意の中から立ち直って、最終的には東京大学に現役合格した生徒の話、入試成績300点程度、合否ラインギリギリで英進科に入学しながら、3年後国立大学の医学部に合格した生徒の話、常識では考えられないような出来事が英進科では現実に起こっています。
- 後輩のためにと誠心誠意書かれたこの受験体験記は、中学生の皆さんにとってはまだまだ先の話に感じられるでしょうが、卒業生一人ひとりの感動的なドラマの数々は、必ずや皆さんの胸に響いてくれるものと信じています。
- 寄せられた受験体験記の中には、10,000字をはるかに超えるような大作もありました。各教科の勉強法や注意点、挫折しそうになった時の対処法など、我々教師にとっても参考になる貴重な情報が満載でしたが、再編集に当たり、紙面の都合上一部を省略させていただきました。
英進科長 竹内昭夫