星が丘中学校出身 京都大学 工学部 現役合格
- 私の高校三年間の生活を正直に、後輩の参考になることを願い書いておきます。
1年
- 私は宇都宮高校に不合格になり少しコンプレックスを持ちながらこの文星に入学しました。部活にも入らず、放課後の自主学習があるなど、勉強にまだ身が入っていなかった私にとっては地獄の日々の始まりでした。授業が始まり、最初の世界史の授業での進むスピードに圧倒され、これが高校か、と思ったのを覚えています。予習復習の大切さを全く理解していない時期でしたので、世界史のわからないところはわからないままにしてしまいました。理系科目は比較的好きだったこともあり一応勉強はしていました。といっても気が向いたときだけというほんとに受験生としてはしょうもない精神状態でした。たまに放課後の自主学習時間を抜け出すこともありました。しかし、少数人数制ということもあり、担任の竹内先生が頻繁に面談をしてくれたりしていたのでなんとか学校にとどまることは出来ていました。成績に関しては、最初はよかったのですが下降傾向にありました。1年次は授業の予習復習の確立がしっかりできればいいと思います。
2年
- 2年の1学期の終わりごろ、特別なきっかけは無いのですがそろそろかなと思い勉強に身を入れ出しました。全体的に勉強に遅れが出ていたのですが、不思議とそれほど焦りは感じませんでした。それはそれでまずいのですが、とにかく先生についていけばいいという信頼があったからだと思います。特にこのことは化学の江田先生との間に当てはまると思います。無機の授業を全く聞いていなかった私は江田先生と相談して、朝を利用してノートにまとめることにしました。それを毎朝先生にだしました。分からないことがあったらノートにそのことを書いておくと答えてくれました。分からないところが毎朝つぶれていく。これは大きかったです。物理に関しては最初に先生にいわれた通りに教科書の内容をノートに要約することを予習としてやりました。物理も化学も慣れが重要な科目だと思います。物理はこの予習と夏休みに繰り返したリードαで慣れていき自信もついた覚えがあります。問題演習は自信をつける上でも重要なので積極的にやってもらいたいです。それと、物理は派生した公式は証明方法を記憶することが非常に有効です。記憶といっても丸暗記ではなく、しっかりと理論立てをして導けるようにしてください。英語は授業の予習復習はあたりまえとして、先生に紹介してもらう速読英単語をしっかりやるといいと思います。私はこれを怠ってしまい非常に後悔しています。数学は1、2年の時は4STEPをメインに。余裕がある人はチャートをやるといいと思います。地理は教科書、資料集、地図帳、ノートなどを同時に使って関連づけることが重要だと思います。2年の地理の授業の初めに言われたのですが、ノートに先生の言うことをメモすることはとても重要です。どれだけメモ出来ているかが、成績にじかに関係してきます。なぜなら復習の質がまるっきり変わるからです。これは1年の時からはじめられたらすごく良いと思います。
3年
- 3年の勉強方法は基本的には2年の時と同じです。しかし、演習がメインになってきます。ここで注意していただきたいのは、ただ演習をやればよいということではないということです。分からない問題があったら、時には教科書、ノートに戻ることが必要です。ここはしっかり意識して欲しいです。
最後に
- 私が自信をもって他の人より優れていたと言える事は『メモ力』です。授業に関係ないことだって何でも興味のあることはメモしました。復習の強化に繋がるので是非実践してください。それと小さなことですが、その日の自主学習時間の予定を小さな紙に書いてしっかりとこなしました。これは先輩のお話から学んだことなのですが計画的にやるのが苦手な私にとって結構重要でした。
- 試験を受けた時の心境などは去年の受験体験記で十分だということなので省略させていただきます。